解説30日換算、90日換算とは？

1月は1,000人来ました、2月も1,000人でした。「同じ」でした、と言って良いでしょうか？

だめですね。1月は31日あるのに対し、2月は28日だからです。もしどちらも30日だったとしたら、1月は1,000人より少なく、2月はもっと多いはずです。全部を30日に換算して初めて、「2月の方が多かった」と言えるのです。サイトグラス レポートでは、月次データを30日換算することで比較しやすくしています。

これを四半期でとらえると、一般的な第1四半期(4～6月)は91日、第2四半期(7～9月)は92日、第3四半期(10～12月)も92日、第4四半期(1～3月)が90日（うるう年は91日）となります。サイトグラス レポートではこれをすべて90日に換算しています。92日換算にしても良いのですが、①92日×4四半期とすると1年が368日になってしまう。②3ヶ月が四半期なので、30日の3ヶ月で90日と考える方が、四半期の数字を直感的に月換算（3で割るだけ）しやすい、③決算月が3月以外の会社にも適用しやすい、というのが理由です。