サイトグラス レポートの特長
01GA4から月次・四半期のレポートを生成
サイトグラス レポートではGA4のデータを取得してレポートを作成します。
ただデータを取るだけではなく、毎月のデータを30日・90日に換算、月ごと、四半期ごとの成長管理に使えるレポートです。
GA4が考えるサイト運営・マーケティングのプロセスとは
GA4は考え方が変わり、ホームページの中身の検討し改善するのではなく、広告を出してどんどん集客し、そのユーザーをリピーターとして維持することでやがて購入にいたる、というマーケティングプロセス。
これはECサイト向きで、一般の企業にはなじめません。それより製品などの特長をより多くの人に見てもらって、お問い合わせを得て営業活動をすることが大切。一般企業は月次・四半期という期間で管理するのが普通です。広告をがんがん出すサイトなら、日次・週次で分析し至急改善すべきです。でも広告をあまり出さない会社なら、毎月、あるいは四半期で着実にサイトが成長していけば良いのです。
GA4では月次のデータを取得するためには、毎月まめにデータをとって蓄えていく必要があります。月次・四半期でサイト管理するのは大変です。
「サイトグラス レポート」なら、毎月上旬にレポートが届きます。御社の決算月に合わせて月次、四半期で数字をまとめ、前月、前年同期といった比較をすることで着実に成長をモニターできます。
2月と3月のデータをそのまま比べて良いか?
たとえばあるサイトで、
2月の訪問数 1,000人
3月の訪問数 1,100人(前月比110.0%)
となっていたとしましょう。1,000人が1,100人になったのですから、10ポイント伸びました、ということになりますが、そのまま比較して大丈夫でしょうか?
だめですね。2月は28日しかありません。3月は31日もあります。もし2月も3月も30日だったとしたら、
2月 1,000人 ÷ 28日 ×30 = 1,071人
3月 1,100人 ÷ 31日 ×30 = 1,065人(前月比99.4%)
となります。10ポイント伸びたどころか、少し減っています。3日の日数の差は大きい! 各月のデータを実数で扱うのは間違いのもとです。正しく30日換算して初めて、月と月を比較することが可能になります。
しかし、GA4から毎月のデータを取るだけでも大変なのに、月の日数に応じて30日に換算するとなると手間がかかってしかたありませんね。
「サイトグラス レポート」はデータを30日換算して月次でレポート化します。四半期は90日換算し、期間の長短を揃えています。分かりやすいレポートができあがります。
四半期での成長を把握すべき!
月だけで考えていてはやや近視眼的。毎月増えた減ったと一喜一憂するより、四半期単位で考え、しっかり成長させていくべきです。
月を30日換算して考えたら、四半期は90日に換算するのが妥当です。
第1四半期 04月 30日
05月 31日
06月 30日 / 91日
第2四半期 07月 31日
08月 31日
09月 30日 / 92日
第3四半期 10月 31日
11月 30日
12月 31日 / 92日
第4四半期 01月 31日
02月 28日
03月 31日 / 90日
と、実際には92日が多いのですが、月が30日換算で、3ヶ月が92日換算では尺が合いません。90日とした方が把握しやすいでしょう。1年が360日になるのですが、もともと365日を4期に分けること自体が計算不可能ですから、360日に概算しても問題はありません。
「サイトグラス レポート」では四半期ごとにサイトの成長をとらえて、90日換算での数値を比較するようにしています。これで前期比、前年同期比を比較すれば、安定してサイトの成長をとらえることができます。