ウェブ担当者レベルアッププログラム
クラスルームとは?2時間×3回の講義+宿題で「財産」をつくります
クラスルームでは、2時間×3回+宿題という時間割で、ウェブ担当者が最低限持っていなければ専門家と会話もできない、まして自律的なウェブ運営を行うことは不可能という知識や実践をコンパクトにまとめています。まずはそのカリキュラムから見ていきましょう。
クラスルームの概略カリキュラム
第1回 |
ウェブ運営に必要な根本知識 |
---|---|
● ホームページの成功の定義 ● ターゲティングと集客方法 |
|
自社ウェブについての理解 | |
● サイト構成表で現状の自社ウェブを把握する ● HTMLとFTPに慣れる |
|
宿題 | ● サイト構成表作成 ● サーバやドメイン、解析アカウントの情報整理 等 |
第2回 |
情報管理 |
● 情報管理ファイルの作成 ● 名刺や会社案内からの情報発信 |
|
自社ウェブの更新運営 | |
● 更新の必要性と方法 ● 目標設定 |
|
宿題 | ● 競合サイトのリストアップ ● FTP等の更新運営ツール準備 等 |
第3回 |
競合調査 |
● ブランディングプラン ● 検索キーワードによる競合調査 |
|
運営サイクル構築 | |
● アクセス解析とPDCAサイクル ● 年間情報発信カレンダーの策定 |
このリストを見れば、これまでの「ウェブマーケティングセミナー」といったものがあまりにも基本情報のないままいきなり応用編の知識を伝えようとするものだったことが分かるかもしれません。SEOのルールを覚えるよりも先に、誰を何人集客するのか、という根本の知見ことが必要なのです。
ウェブが成果を上げるのに必要なのに誰もやっていない準備
ウェブで成果を上げるために必要な準備とは、
誰に何人来てほしいのか? その人が求める情報は何か?(どんなページがあればターゲットが来てくれるのか?)、その人に何を見せれば「良い会社、良い商品を見つけた」と思ってくれるのか? そこから到達してほしいゴールは何か? を決めることです。担当者レベルアッププログラム「クラスルーム」では、これを定義していきます。
更新運営→評価に必要な知識を身につけることも重要です
ただ、それだけではウェブは動き出しません。これらの定義に基づいて、どんな施策を行うかを決める力も必要です。少なくとも担当者が、制作会社などの専門家に指示を出せること。そのためには「Webサーバ」がどんなもので、「HTML」とは何なのかといった知識を持ち、「FTP」など運営の仕組みに慣れていることが求められます。そうでなければ会話が成り立たず、専門家任せになるだけでなく、今いったい何をやっているのかチェックもできません。
もう1点大切なのは「評価する力」です。追加したページがどれくらい閲覧されたのか。お問い合わせを増やすために行った施策がどれだけ効果があったのか。これを評価して施策を調整できる力さえあれば、ウェブは自律的に運営し、成長させていけるのです。