どうしてGA4は使いにくいの?

どうしてGA4は使いにくいの?

サイトを良くしたい企業・ウェブ担当者Googleの狙いのずれを乗り越えて

01GA4はいつ導入すれば良い?

いよいよGA4の切り替え時期になってきました。従来利用してきたUAは2023年6月30日でデータの取得を停止します。7月になると新たなデータが追加されないだけでなく、いつデータを見られなくなるか分からないのです。

是が非でも、Googleアナリティクスを新しいバージョンであるGA4に切り替えなければなりません。

という表現はちょっと極端ですね。GA4は使いにくいからもうやめて、外の解析ツールに乗り換える、という判断があっても何も問題はないかと思います。

何しろGA4は、従来のUAのデータを引き継いでくれません。GA4導入後のデータしか見られないのです。しかも、データの取り方がまるで変ってしまったので、GA4とUAの間には、ページビュー数や訪問数などの値の誤差が無視できないほど大きいです。他のツールに乗り換えるのと変わりませんから、より使いやすいツールを検討するのは十分ありです。

しかし、いちおう同じようなデータが表示されて、無料のツールということで言えば、GA4を使うのが一番自然な考え方かもしれません。

いつ導入すれば良い?

UAのデータとGA4のデータは取得方法も全く違います。GA4からUAのデータを参照したり引き継いだりすることはできません。GA4は導入した日以降のデータしか見られません。

つまり、UAが2023年6月30日までデータを取ってくれるのだからと、GA4は23年7月1日に導入すれば良いだろうと思っていると、突然、7月からGA4で23年7月2日から始まるデータを見なければならなくなるのです。

ということは、GA4はできるだけ急いで導入するのが一番です。

これを書いている今は2022年10月です。今大急ぎで導入すれば、GA4で10月の途中からデータを蓄積できるようになります。ということは、UAがデータ取得をやめた23年7月に、すでに22年10月(途中から)・11月・12月、23年1月・2月・3月・4月・5月・6月と丸8ヶ月と少しのデータが蓄積された状態になっているわけです。2四半期のデータがあれば、少し時系列的な分析が可能になるでしょう。

今これを読んでいただいているのがいつかは分かりませんが、23年になっている時点であればまったなしです。大急ぎでGA4を導入しましょう。データの空白期間をつくらず、UAとGA4を並行利用している期間をつくって、GA4に慣れるようにすることが最善の方法です。

導入は比較的簡単

すでにGoogleタグマネージャーを使ってUAを導入しているサイトであれば、

  • GA4のタグを取得する
  • タグマネージャーにGA4を入れる

という2つのステップで、今UAが入っている全ページにGA4のタグを入れることができるので最速でGA4を導入できます。

今タグマネージャーを使わず、全ページにUAのタグを書き込んでいるというサイトの場合には、手数ですが、

  • GA4のタグを取得する
  • 全ページにGA4のタグを挿入する

という作業が必要になります。

全ページにコツコツGA4のタグを挿入するのがまあまあ大変で、出入りの制作会社に頼むととても時間がかかり、その工数分、費用発生します。1ページのタグ入れに1,000円とすれば、100ページで10万円かかってしまうので、ページは多いけど予算が少ないサイトでは大変です。

ところで、せっかくGA4を導入するのでれば、この機にタグマネージャーを導入することをお勧めします。その理由は、次の通りです。

  • タグマネージャーを使わなければ設定できない(難しい)GA4の機能があるので、タグマネージャー経由の利用がおすすめです
  • 結局全ページにGA4タグを貼っていくのであれば、全ページにタグマネージャーを貼っていくのも同じ手間です
  • タグマネージャーがあれば、他のツールも同じように全ページに導入できるようになります
  • 将来「GA5」なんてものが出てきてまた切り替えが必要になった!なんて際にも一度タグマネージャーを入れておけば楽で、コストもかかりません。

GA4を導入する際、設定しておいた方が良い項目はいろいろあります。もちろんサイトの目的・目標によって設定は変化しますから全サイト同じ設定をお勧めはできませんが、第7回「GA4の導入時に何を準備し、どんな設定をすれば良い?」で見ていくことにしましょう。

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